所属するNPO法人オーケストラの定期演奏会でした。
今回のプログラムは
ドヴォルジャーク ヴァイオリン協奏曲 イ短調
シューマン 交響曲第1番 変ロ長調「春」
の2曲でした。
トロンボーンはシューマンのみの出番で、1stはアルトトロンボーンの指定でしたので
オーケストラ以外の活動ではなかなか出番のないフレッツィナー(ドイツ)製のアルトトロンボーンで演奏しました。
一般的にトロンボーンといえばテナー・テナーバス(写真中)が老いのですが一回り以上小ぶりなのがわかって頂けると思います。テナー・テナーバスは調性がB♭の楽器ですがアルトトロンボーンはE♭です。サクソフォンでいえばテナー(B♭)とアルト(Eb)の関係とちょうど同じです。
コンサート本編ではゲストの高木凜々子さんが素晴らしいの一言でした。時に繊細で艶やかに、時に力強く揺さぶるように、表情豊かにヴァイオリンの魅力を魅せてくださいました。
シューマンは普段あまり聴く機会のない曲でしたがこの第1番に限らずシューマン作品を聴きこんでいくうちに美しいメロディに引き込まれていくのが自分でもわかりました。オーケストラデビューが遅かった僕ですが今では大変良い環境で勉強させて頂いています。